長ネギの干し苗を秋に植え付け、冬場収穫したのちネギ坊主が出てくる頃に掘りあげ、乾燥させたものを更に仮植えと乾燥を行い、翌年の秋に再度植え付けるというエンドレス栽培がネット情報にあったので今回やってみました。今回使用したのは九条太ネギの干し苗です。
1.干し苗を購入し定植(9月下旬)
ホームセンターで九条太ネギの干し苗を購入しました。一束1㎏です。田んぼに1㎡あたり鶏ふん2㎏、有機石灰150g、化成肥料100g程度を施し良く耕した後、15㎝ほどにカットした干し苗を定植しました。全部で40本程度です。
2.収穫(12月~翌年3月)
順調に成長し、収穫を楽しみました。九条太ネギは青い部分も白い部分もおいしいので、冬場の鍋料理にとても重宝します。下の写真は収穫終盤の状態です。
3.掘り上げて天日干し(4月中旬)
ネギ坊主がたくさん出てきたので掘り上げ1日田んぼで天日干ししました。ネギ坊主はそのままにしておくと株が弱るのでカットしています。
4.乾燥させ干し苗作成(4月中旬~6月中旬)
軒先で乾燥させました。この間にもネギ坊主ができていましたので、見つけたら除去しています。
5.干し苗の仮植え(6月中旬)
このまま干し続けると苗が干からびてしまうので、いったん仮植えします。草がどんどん伸びてくる時期なので黒マルチシートで土を覆い、2本ずつ37箇所植えました。
6.仮植え失敗、本植え不能(9月上旬)
37箇所に仮植えしていましたが、残念ながら生き残ったのは4箇所のみとなりました。乾燥させ過ぎ? 収穫が終わった後、掘り上げて2カ月も乾燥させていたことが原因かな? 次回は、4月中旬に掘り上げ5月中旬には仮植えしてみたいと思います。そう簡単にはうまくいかないですよね!!
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