初雪カズラ(ハツユキカズラ)は、キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木です。
葉の色が、斑入りのピンク→斑入りの白→緑と変化していき、さらに寒さにあたると紅葉もする葉の色の変化が美しい植物です。
しかしながら繁殖力が非常に強く、つる性の枝を縦・横に伸ばして這うように増えていきます。グランドカバーとして利用されるのもこういう特徴があるからだと思います。
我が家では、限られた区画だけに繁殖を制限したいので餅つきの石うすの中で育てています。ところが、つるの長さが50㎝以上に伸びるため、こまめに剪定をしないと石うすから枝が外に出てきます。地面に到達すると根を張り、そこから繁殖範囲が広がっていきます。
これは、地面が土だから起こることであり、今回少し改良してみましたので紹介します。
石うすの下を改良する
現在の様子
下の写真は、石うすに入った初雪カズラの現在の様子です。12月下旬ですので紅葉している感じが出ています。
写真の上と左は石やモルタルのため根を張っていませんが、手前と右は地面が土のため根を張っています。こうなると、剪定とともに地面の根も引き抜く必要が出てきます。
整地
石うすを移動させ、土を削りました。石うすの直径が65㎝なので、縦・横90㎝、深さは5㎝程度です。また、手前と右は、境界となるものを設置するため更に3㎝ほど掘り下げています。
境界材の施工
境界材は御影ピンコロ石 錆にしました。縦・横・厚みが約90㎜の自然石です。
ホームセンターで17個購入。
まっすぐに敷きたいので水糸を張っています。高さは石によってバラバラなので適当です。
等間隔で配置し、モルタルで固めました。
モルタルの施工
境界の石が乾いてから中にモルタルを入れ均しました。厚みは5㎝程度です。
素人なので仕上がりはいまいちですが、石うすでほとんど見えなくなるので良しとしました。
剪定し石うすを移動
モルタルが乾いたので、少し剪定し石うすを移動させました。
これで一応完成です。殺風景な庭が少しは華やかになりましたでしょうか?
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