家庭果樹｜パイナップルのヘタ栽培④　ついに花が咲きました！

果物

2023.08.26

前回の報告では、パイナップルの冬越しに初めて成功し、健全な状態で春を迎えるところまでだったと思います。

その後、特に変化が見られないと思っていましたが、ふと株の中心を上からのぞくと、明らかに葉っぱとは異なるものを発見しました。

調べてみると、花茎（根から直接出て花だけをつける茎）であることがわかりました。その後、花茎はぐんぐん成長し、ついに花が咲きました。今回は、この開花の様子を中心に紹介したいと思います。

なお、これまでのヘタ栽培の様子は、以下のリンクで紹介しています。

花茎が生長し花が咲く

春になって鉢を屋外に移し育てていたのですが、特に変化のないまま６月下旬になりました。

ふと株の中心を上からのぞくと、明らかに葉っぱとは異なるものを発見。

小さなギザギザが密集しており、中心は緑ですが外側は赤っぽい色です。

さらに１週間ほど経つと、生長してきて葉っぱの中から飛び出た状態になりました。

調べてみると、花茎であることが判明し、一気にテンションが上がりました。

7月中旬になり、ついに花が咲きました。

紫色の小さな花が下から上へと咲いていきました。この小さな花の集まった部分が将来果実になるようです。

花が咲き終えると、花茎の先端部分の芽（クラウンまたは冠芽）が生長してきました。

8月中旬には、鉢の地表から40cmまで成長しました。

今後、台風のシーズンとなりますので、支柱を立てることにしました。

イボ竹を３本組んだだけの簡易的なものですが、花茎が強風により折れてしまうことは防げると思います。

パイナップルの花を初めて見たのですが、小さな花がたくさん咲くとは思っていなかったです。

花が咲いた部分が果実になるようですが、今のところ高さ5㎝程度で、これが売られているパイナップルみたいに20㎝くらいまで生長するのか甚だ疑問です。

花が咲いてから果実を収穫できるようになるまで６か月程度かかるようですので、今後の展開に期待です。