家庭果樹|パイナップルのヘタ栽培③ 冬越し成功⁉ 今後に期待!!

果物

パイナップルを1本丸ごと購入するとヘタが付いています。ヘタを切り落として捨ててしまう方が多いと思いますが、このヘタを使って再生栽培ができることをご存じでしょうか?

前回のチャレンジでは、パイナップルのヘタを取り出し水耕栽培で発根させた後、鉢上げして育てていたのですが、冬越しで失敗し、振り出しに戻ってしまいました。

前回の反省を踏まえ、再度ヘタ栽培を5月頃から開始し、何とか冬越しができて健全な状態で春を迎えています。今回は、この冬越しを中心に紹介したいと思います。

なお、これまでのヘタ栽培の様子は、以下のリンクで紹介しています。

家庭果樹|パイナップルのヘタ栽培① ヘタの取り出しから鉢上げまで

家庭果樹|パイナップルのヘタ栽培② 冬越し失敗! 振り出しに戻る…

鉢上げから冬越しまで

鉢上げからの管理

下の写真は、5月下旬に鉢上げした直後の様子です。

鉢は、脚付きの7号で、少し浅めです。

葉は10~15cm程度からのスタートでした。

鉢上げ直後の様子

鉢上げ後は、とにかく日光によく当てて株を大きくすることを心掛けました。そして、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えました。

下の写真は、9月頃の様子です。

葉が30cm程度まで伸び、大きく立派な株に育っています。

9月の様子

11月上旬、思い切って植え替え(鉢増し)をすることにしました。

鉢の大きさは9号です。根を崩さず、そのまま植え替えました。

植え替え直後の様子

上記の株以外に、もう1株少し遅れて育てているものがあり、こちらも10号鉢に植え替えました。

こちらのパイナップルは、葉の幅が少し広いです。品種の違いでしょうか?

冬越し

11月中旬になり、夜間の気温が下がってきたので玄関に移動させました。

そして12月中旬、玄関が5℃くらいになってきたのでダイニングに移動させました。

ダイニングでは、10℃くらいをキープできます。

12月の様子

水やりは、1か月に1回、500㏄ほどを与えました。

かなり乾燥して葉先が枯れてきたので、随時ハサミでカットしました。

枯れた葉先をカット

春になって

3月中旬になり昼間の気温が15℃を超えてきたので、昼間は屋外に出し、日光に当てることにしました。

冬の間、葉先をカットしていますので、かなり短くはなっていますが、見た目健全な状態であると思われます。

3月中旬の様子

冬越しの条件について

前回と今回の冬越しの条件を比較すると、以下のようになります。

  前回(失敗) 今回(たぶん成功)
鉢の大きさ 5号 9号と10号
場所(最低気温) 玄関(5℃前後) ダイニング(10℃前後)
水やりの頻度 7~10日 1か月

これらの条件のうち、どれが成功に結び付いたかは判断できません。

もしかすると、全てが必要だったかもです。

今後気温が上がってくると、生長を再開すると思われ、これら2本の株がどのように変化していくのか、想像しただけでもワクワクします。

また続報を報告できればと思います。

コメント

  1. 小春 より:

    Googleアプリを開いた時に、おすすめ表示されており、飛んできました。

    うちも育てています(冬を2回越しました!)

    ただ、そんなにも元気がないので肥料不足かしら…心配です。

    肥料などは、どのように管理されておりますか?
    また栽培の様子、見せてくださいね。

    更新楽しみにしております。

    • ワイルドガーデン より:

      初めまして。肥料は暖かい時期に(今くらいから)化成肥料をパラパラと月一回くらい与えてます。適当ですー
      うちも冬越ししたものの、いまいち元気がありません。どーしようかなと悩んでます。

      • 小春 より:

        お返事ありがとうございます。

        化成肥料ですね_φ(・_・
        これからの季節、気温が上がると、元気に育ってくれることを期待しましょう。

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