ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属の小果樹で、初心者にも育てやすいことから家庭果樹としてとても人気があります。
これまで、畑にあるブルーベリーの木(ラビットアイ系)から枝をとり、挿し木を行いスリット鉢で育ててきました。そのブルーベリーの鉢2株のうちの1株を、鉢植えから地植えに変更し、初収穫を目指しました。何とか収穫までたどり着けましたので紹介したいと思います。
なお、これまでの栽培の様子は以下のリンクで紹介しています。
家庭果樹|ブルーベリーの挿し木にチャレンジ!! ①挿し木開始から発根確認まで
家庭果樹|ブルーベリーの挿し木にチャレンジ!! ②スリット鉢に植え替え育てる
鉢植えから地植えにする
畑の準備
翌年の3月頃に地植えに移行しようと考えていたのですが、厳寒期(12月~2月)を除けば植え付けが可能とのことなので、予定を早め11月に地植えにすることにしました。
まず、畑に直径40cm深さ40cm程度の穴を掘りました。株が小さいので、少し小さめの穴です。
用土は、あらかじめ水を加えて練った酸度無調整のピートモスと掘り上げた土を1:1の割合にし、肥料として鶏ふんを適当に加え混ぜ合わせたものを使用しました。
植え付け
スリット鉢からブルーベリーの株を取り出し、用土を適当に入れた上に置き、隙間に土を入れていきます。
今回、根をほぐさずにそのまま植え付けましたが、少しほぐした方が良いみたいです。
株元に土を寄せて、たっぷり水を与えて植え付け完了です。
植え付け直後の様子が、下の写真です。
初収穫を目指す
12月の様子
12月になると気温がグッと下がり、いっきに紅葉しました。
つい先日まで緑の葉だったのに、気温に敏感に反応します。
4月の様子
4月中旬になると、開花しました。
少しピンクがかった白い花です。
5月の様子
花が落ちた後、果実が肥大してきます。
受粉がうまくいかなかった実は、小さいままなのではっきりと区別できます。
5月下旬になると、肥大した果実がほんのりピンクに色付いてきました。
6月の様子(収穫)
果実の色は初めは緑ですが、薄い黄→ピンク→紫→濃い青と変化していきます。
全体が濃い青になったものから収穫していきます。
まとめ
挿し木開始から収穫までをざっくりまとめると以下のようになります。
2021年 | 3月 | 穂木をとり挿し木する |
6月 | 発根を確認 | |
12月 | ミニプランターからスリット鉢に植え替える | |
2022年 | 11月 | 鉢植えから地植えにする |
2023年 | 6月 | 初収穫 |
挿し木してから約2年3か月で収穫までたどり着けました。
まだまだ木は小さいですが、これから大きく育っていくと収穫量も増えると思います。
今回のチャレンジは以上で終了です。
コメント
ph高めの鶏ふん使うんですか?
こんにちはー
なにも考えずに、ケイフンを使いました。
そう言われると、ph高めですね。
化成肥料の方が良かったかもです。