家庭菜園|越冬種芋でサトイモを育てる

野菜

サトイモは東南アジアの熱帯が原産で、タロイモの仲間です。食べる部位によって親芋用、子芋用、親子兼用がありますが、我が家では子芋用を育てています。

1.種芋を準備する(4月上旬)

昨年収穫せずに残しておいたサトイモ6株を掘り起こし、種芋にします。小さい種芋は大きく育たない傾向にあるので、大きいものを選びます。また芽が欠けているものや、傷のあるものは避け、できるだけ丸くてふっくらとしているものを使用します。

土とカーペットで覆い越冬させたサトイモ
種芋

2.田んぼの準備(4月下旬)

田んぼに鶏ふん・有機石灰・化成肥料を施し、トラクターで耕しておきます。サトイモは、後に土寄せする必要があるので、黒マルチシートはなしでいきます。

3.植え付け(5月上旬)

準備していた種芋を、50㎝間隔で10㎝の深さに植え付けました。全部で30個ほどです。表面に丸く溝をつくり、雨が降ったら水がたまりやすいようにしています。

植え付け完了

4.追肥および乾燥対策(5月下旬~6月上旬)

発芽した株の周りに化成肥料を施します。また、この時期に剪定するツツジの枝葉を乾燥を防止するため敷きます。

6月上旬の様子

5.2回目の追肥および土寄せ(7月下旬~8月上旬)

2回目の追肥は株間に穴を掘り、化成肥料と鶏ふんをそれぞれ茶碗一杯分与えます。そのあと土寄せをします。暑い時期なのでこれがけっこうきつい作業です。

株間に化成肥料
株間に鶏ふん

6.夏場の水やり(8月~9月)

晴天が続いて乾燥してくると、畝間に水を入れます。頻度としては、一週間に1回で夕方に入れます。サトイモは他の作物と違い、乾燥して葉が枯れると立ち直れないので、とても重要な作業です。

畝間に水を入れる

7.収穫(10月中旬~12月)

収穫の時期がきたので、2株掘ってみました。そこそこ数はあるのですが、全体的に小さいです。今年は残暑が厳しく、水やりが十分でなかったのかもしれません。もお今となっては手遅れで、今年は少し失敗のようです。また来年がんばろう!

2株収穫

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