アスパラガスは、一度植え付けると10年くらい収穫できる多年生の野菜です。冬になると地上部分は枯れますが地下部分は残り、春になるとアスパラガスが地表に出てきます。
しかし、栽培期間が長くなると、根が密集してきて(根詰まり)茎が細くなり収穫量が減ってきます。この状態を解消するために、株分けと植え替えを行います。
当菜園のグリーンアスパラガスは、栽培を始めてから7年程度で、少し茎の細いものが出てきたかなという状態ですが、今回株分けと植え替えをしたので紹介したいと思います。
アスパラガスの状態と株分けの時期
グリーンアスパラガスは3株育てており、下の写真は10月下旬の様子です。
草丈は1.5m程度で、下の部分が枯れてきています。
株分けの時期としては、収穫時期と真夏・真冬は避けるので、5~6月または9~10月が良いと思われます。今回は10月下旬に実施しました。
株分けと植え替え
今回株分けをしたのは3株のうちの右側の1株です。まず地上部分を刈り取ります。
次に株周りをスコップで掘っていきます。根を傷めないようにできるだけ丁寧に掘ります。
株の直径は50cmを超えていました。一度に掘り上げるのは困難なので、分割して掘り上げることにしました。
結局、4分割して掘り上げました。
掘り上げた後は、枯れた根を取り除き、付いている土を半分程度落としました。
新たに植え替える場所を用意し、50cm間隔で穴を掘ります。その穴に分割した株を植え付け土を被せて完了です。
今回、植え替える場所に元肥は入れませんでした。冬になれば寒肥を与えたいと思います。
株分けをしてみて
初めてアスパラガスの株分けをしたのですが、株がかなり大きく育っており、根も思いのほか詰まっていました。このタイミングで株分けして良かったと思います。
来春、アスパラガスがたくさんできることを期待しています。
なお、アスパラガスに関する記事は以下のリンクをご覧ください。
コメント