家庭果樹|ブドウ栽培 ”Season1” 苗木購入から仮支柱まで

果物

皆さん、ブドウは好きでしょうか?

ブドウは世界中で栽培されており、日本でも北海道から九州まで栽培されている人気の高い果樹です。

世の中にはたくさんの種類のブドウがありますが、果皮の色で大きく3種類に分けられます。

黒系・赤系・緑系の3種類ですが、代表的な品種を表にすると以下のようになります。

黒系ブドウ 巨峰、ピオーネ、ナガノパープル、藤稔(ふじみのり)
赤系ブドウ デラウェア、甲斐路(かいじ)、クイーンニーナ
緑系ブドウ シャインマスカット、アレキサンドリア、瀬戸ジャイアンツ

当菜園では、黒系ブドウである藤稔の苗木を購入し育てています。

数あるブドウの品種の中で何故藤稔を選んだかというと、たまたま知り合いから頂いたブドウが藤稔で、大粒でとても美味しかったからです。

あとになって藤稔について調べてみると、以下のことがわかりました。

  • ピオーネと井川682号の交配でうまれた
  • 紫黒色の大粒(一粒20g前後になる)でジューシー
  • 糖度が高い
  • 樹勢が強く病虫害にも比較的強い

病虫害に強いというのは、栽培初心者にとっては重要な条件かもしれません。

苗木を購入したものの、地植えにする場所が決まらず鉢植えで育てています。

今回は、苗木の購入から鉢植えで支柱を立てて育てている記録を紹介したいと思います。

ブドウの基本データ

ブドウを育てるときに参考とする基本データを表にまとめています。

科目 ブドウ科
草丈・樹高 3m以上
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色
開花時期 5~6月
収穫時期 8~10月

ブドウを育てる

苗木の購入(11月)

ホームセンターで藤稔の苗木があったので、すかさず購入しました。

ウイルスフリー台接木苗なので、病虫害に強いと思われます。

藤稔の苗木の紹介タグ

植木鉢に入れる土は、鹿沼土と花と野菜の土を1:1で混ぜ合わせたものを使用しました。

植木鉢に入れる土

植木鉢は10号のプラスチック製です。

11月なので、葉が黄化し落葉し始めています。

このあと葉が全部落ちてしまい、12月~2月の寒い時期は屋内に避難させました。

植木鉢に植え替え

萌芽(3月)

3月になり、暖かくなってくると節から芽が出てきます。

支柱を2mの長いものに変更しました。

萌芽の様子

苗木の生長(5月)

気温の上昇とともにグングン生長し、ついには支柱の上部まで達しました。

とりあえず主枝を充実させるために、側枝は除去しています。

5月の様子

仮支柱を組む(7月)

苗木が支柱の上部まで達したので、仮支柱を組みました。

2本の単管をブロックに立てて、横に1本渡しただけの簡単な仮支柱を組み、枝を誘引しました。

仮支柱を組み誘引

摘芯(9月)

苗木の先端が仮支柱の端まで達したので摘芯をしました。

縦2m、横3mの合計5mくらいまで育っています。

このあとは、気温の低下とともに落葉していくものと思われます。

摘芯

水やり・施肥について

水やりは、冬場は週に1回程度、春秋は朝1回、夏の暑い時期は朝夕の2回を基本的なパターンとして与えました。

肥料は、化学肥料(8-8-8)を5月から8月まで1か月に1回20gを与えました。

ブドウ栽培1年目について

冬場、落葉して枝だけになってしまってから「本当に芽が出てくるのか」と非常に心配になりました。

でも春になるとしっかりと芽が出てきて、とてもうれしかったです。

今のところ順調に生長しています。2年目も注意深く観察し、お世話をしていきたいと思っています。

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