当菜園では、黒系ブドウである藤稔(ふじみのり)という品種の苗木を購入し育てています。
1年目は植え付ける場所が決まらず、鉢植えで仮支柱を組んで育てました。
2年目に突入する前に、庭にブドウ棚を作り、庭に近い畑にブドウの苗木を植え付け、棚に誘引するという方針が決まりました。イメージとしては下の図ような感じです。
ブドウ棚は既に完成していますので、今回はブドウの苗木を植木鉢から畑へ植え替えましたので紹介したいと思います。
なお、ブドウの苗木購入から仮支柱までの様子は以下のリンクで紹介しています。
家庭果樹|ブドウ栽培 ”Season1” 苗木購入から仮支柱まで
また、ブドウ棚の作成については以下のリンクで紹介しています。
家庭果樹|ブドウ栽培 ”Season2” ブドウ棚をつくりました!!
ブドウの苗木の植え替え
苗木の様子
植え替え直前の苗木の様子です。
葉が黄色く変化してきており、根元に近い方から落葉しています。
不織布ポットを使った根域制限栽培
ブドウの苗木を畑に直接植えると、根が自由に伸びて野菜作りの邪魔になるので、不織布ポットに入れて植えることにしました。このような栽培は、根域制限栽培と呼ばれています。
根域制限栽培とは土量を制限する、つまり根を伸ばす範囲を制限する栽培方法で、石やレンガで囲ったり、不織布ポットを使ったりして行います。
一般に果樹は木の成長が旺盛だと実はなりにくい傾向がありますが、根域を制限をすることで早期に実をつけるというメリットもあるそうです。
今回用意した不織布ポットは、直径60cm×深さ43cmのものです。
透水性のある素材でできているので、周囲から水分が浸透し水やりの手間が軽減されます。
植え替え
畑に直径60cmの穴を掘り、不織布ポットを置きます。
このあと土を入れていきます。
畑の土だけでもよいと思ったのですが、念のため「花と野菜の土」と「赤玉土(中粒)」をブレンドして入れました。
不織布ポットの3~4割程度土を入れてから苗木を置きます。
できるだけ根がまわりに広がるように植えました。
そのあと土を追加して完成です。
苗木をブドウ棚まで誘引するのに少し距離があったので、イボ支柱を追加で立てて枝を固定しました。
下の写真が完成した様子です。
ブドウの苗木を植え替えて
今回、不織布ポットを使用したのですが、その耐久性は全く不明です。
また、土量は約85Lで、これが6㎡(3m×2m)のブドウ棚にマッチしているのかどうかもわかりません。
しかし、自分がイメージしたブドウ栽培がスタートできて良かったです。
2年目も何とか枯らすことなく育てていきたいと思います。
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